千葉県 船橋市 会計事務所 税理士 元橋会計事務所

千葉県 船橋市 会計事務所 税理士 元橋会計事務所

千葉県 船橋市 会計事務所 税理士 元橋会計事務所
事務所概要
アクセス
顧問料
お問合わせ

千葉県 船橋市 会計事務所 税理士 元橋会計事務所
税務会計業務
資産運用・相続税対策
コンサルティング業務
その他サービス

千葉県 船橋市 会計事務所 税理士 元橋会計事務所
事務所コラム
リンク集
プライバシーポリシー


千葉県 船橋市 会計事務所 税理士 元橋会計事務所

事務所コラム


Column
H29,5.16 "電通鬼十則"とは何か

●鬼の十則が戸惑っている
1. 仕事は自ら創るもので、与えられるものではない。
2. 仕事とは、先手先手と働きかけていくことで、受け身でやるものではない。
3. 大きな仕事と取り組め、小さな仕事は己を小さくする。
4. 難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。
5. 取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは。
6. 周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地の開きができる。
7. 計画を持て、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる。
8. 自信を持て、自信がない君の仕事には、迫力もねばりも、そして厚みすらない。
9. 頭は常に全回転、八方に気を配って一分の隙もあってはならぬ。ゴマすり(サービス)とはそのようなものだ。
10. 摩擦を恐れるな、摩擦は進歩の母、積極の肥料だ。でないと君は卑屈未練になる。
------------------------------------------------------------------------------
 というのが「電通」4代目の社長の吉田秀夫の遺作である。1947年に社長になっている。もうとっくに黄泉の世界の人である。遺作中の遺作である。
 たとえば文中の9項にある、「ゴマすりとは、そのようなものだ」とあるが、「この真意は何か?」と聞かれたら、現代の電通にも解説できる人は滅多にいない。
 ごますり(ゴマすり)を辞書で調べると、「へつらうこと」となっている。しかし、当時は、こんな真意として講釈していた。
「商売上手の行商の魚屋。ある冬の日に客先に伺ったら、すり鉢でゴマを潰すのに、かじかんだ手先でゴマスリに困っている。ちょっと拝借と言い、すり鉢を借りるとゴロゴロと杵を回すや、たちまちにして出来上がり。お客は大喜び・・」
 ということで、「真のサービス精神とは、ゴマすり精神にあり・・」と、おそらくそういう意味であろう。
 そういう下地があってこそ、9項は成り立つものだ。直訳では、何を言っているのか、意味不明である。かえって誤解しか生まれないのではないか。

 というわけで、現在もこの「電通鬼十則」が、そのまま社訓よろしく全社員に示されているとしたら、それは問題だ。
 新しい経営手法を要する現場に、古い精神を注入し、新経営時代に旧経営思想を注入しようとするに等しい。
 いつの時代でもこうした矛盾を解決するためには、この「電通鬼十則」を、別の新しい表現に変える努力をし続ける必要があると考える。

COPYRIGHT(C)2009 税理士法人 元橋会計事務所. ALL RIGHTS RESERVED.